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連載 第5回
【ピアノと朗読 ~相方は同級生~】

20期生 原田靖子

ラジオパーソナリティー
司会者






 10年ほど前から活動しているピアノと朗読 ~Heartful Sonud Story~
 音と語りで心地よい空間を創り、温かく優しいひと時をお届けしたいという思いでスタートしました。
 一緒に活動をしているピアノ奏者、森山雪子さんは南高時代の同級生、友人です。



 ピアノ奏者・講師、司会者として地元で仕事をしてきた私たちは、定期的に会って近況を報告しあう同級生数人の女子会(!?)メンバー、卒業以来ず~っと繋がってきましたが、一緒に仕事をした事はありませんでした。しかし10数年前の友人の結婚式で、彼女がピアノ、私が司会を担当し初共演。初めてなのに、これまで一緒に仕事をしているような安心感を覚えました。心地よい間でス~ッと入ってくるピアノの音、彼女の奏でるメロディは、その場に寄り添うように届き、どこからともなく自然に添えられる音がいい感じ・・それが共演した時の印象です。(しかし高校時代ハードロック系のバンドで活動をしていたはずなのに、こんなおだやかな優しい音を奏でるなんて・・という違和感はあったかな!?(笑))以来私は、ピアノ奏者 森山雪子のファンになり、機会があればいつか一緒に仕事をしたいと思ったのを覚えています。

 それからしばらくしてその思いが伝わったのか、彼女のピアノの生徒さんの発表会の講師演奏で、ピアノと朗読を行いたいとの事。物語にオリジナルの曲をつけ音と語りのコラボレーションをしようというものです。以前から朗読(私の解釈で、朗読は本を読むのではなく物語を語る)に興味を持ち、ちょうどその頃、幼稚園に通う娘に毎日のように読み聞かせをしていた私。朗読と音楽のコラボ、しかもファンである彼女との共演、もちろん二つ返事でOKしました。そしてそこからこの活動がスタートしました。

 初めての作品は『竹取物語』&『かぐやひめ』。最初は絵本を読むだけのつもりでしたが、いろいろ読むうちに物語の奥深さを感じ、『竹取物語』と『かぐや姫』と区別して二つの物語を創りました。
 『竹取物語』は雅な平安絵巻の世界、かぐや姫の美しさと同時に世の中の男を翻弄し破滅に追いやる冷酷な姿を描き、『かぐやひめ』は昔から慣れ親しんだ昔話そのままに・・。二つの物語は彼女の奏でるピアノでさらに趣深いものになりました。特に美しく月の輝く時に月を愛でながら聞いていただきたい作品です。
 それから教科書に載っているお話や昔話、民話、オリジナル神話などいろいろな作品を、公演やイベント出演、学校の特別授業などいろんな場所で行ってきました。
 物語に音が加わるとお話が立体的に膨らみ、それぞれ風景や色などイメージが自然に思い浮かんできます。それは自分以外だれも見る事の出来ない自分だけの世界。自身の心の目でそれを見つめる事で、心が動きふわっと物語の世界へ入っていく。目に見えるものは何もないピアノと朗読。日々多くのリアルな映像が目に入ってくる時代だからこそ、映像がない事にも拘って、今後も地道に活動を続けていきたいと思っています。

 また一緒に活動をする相方が南高の同級生・・これも本当に不思議な縁を感じています。
 演奏者としゃべり手という違う世界で仕事をしてきた私たちが、同じステージに立ち、一つの作品を創り上げるなんて、高校時代には考えもつかなかったことです。
 でもその出会いの原点が確かに浜松南高にあり、南高に行かなければこの出会いはありませんでした。
 卒業して30年たった今、改めて南高に行って良かった・・と心から思えるのも幸せな事です。
 20期の同級生コンビがお届けする『ピアノと朗読』いつかどこかで皆さんの心にフワッと届ける事ができたら嬉しいです。



≪2014.6 Heartful Sound Story ピアノと朗読『ヤマトタケル物語』より≫




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